NC工作機械は工作現場の代表選手

部品工場や生産設備などのビジネスの現場で最もよく使われるマシンの一つに、「NC工作機械」があります。

「NC」とは英語の「NumericalControl(数値制御)」の頭文字をとったもので、数値を入力して機械をコントロールするような加工方法を指します。例えば、金属部品の寸法を数値としてNC工作機械に入力すると、ドリルや旋盤などの内部機構により自動的に金属を加工してくれます。

NC工作機械が登場する以前は人間が旋盤やドリルを動かしながら部品を加工していましたが、製品のばらつきや寸法の誤差などが生じることも多く、作業者のスキルによっても製品の品質が異なってくるなどの問題がありました。

NC加工マシンの登場により、高い精度でばらつきや誤差の少ない部品を大量に生産することが可能になりました。NC工作マシンは第2次世界大戦頃から開発が始められ、初期のマシンでは紙テープやパンチカード(穴あきカード)を用いて数値の入力が行われていました。

現在では数値入力や機械制御を行う部分にはコンピューターが用いられるようになり、マシンについているコンピューター画面を見ながら数値入力をしたりプログラミングスクールで学んだプログラミングをしたりするのが一般的になっています。

NC工作マシンで行える加工には、主に旋削、穴あけ、フライス加工、平削りなどがあります。中には放電加工やレーザー加工など電気加工のできる装置もあります。加工部の駆動装置にはACサーボモーターが使用されていることが多く、このようなサーボモーターを用いた制御機構を「サーボ機構」や「サーボ制御」と呼びます。

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